この物語の主人公。死体の体を持つ。
３年前のハロウィンの夜、
フリン氏の屋敷の裏の霊園で目覚める。
始めは言葉も話せず生まれたての状態だったが
優れた学習能力で語学や人間の生活習慣を覚えた。
体の劣化を防ぐための特殊な防腐剤で肌が青い。
外出時はフリン氏の開発した薬品で肌の色やしわを
変化させている。感覚はなく脳もない。動力不明。
そのため非人間的な動きをすることもしばしば。

趣味は読書であらゆるジャンルのものを読み続ける。
自分が死体であることがコンプレックスであり
人間の真似をする割に自分は人間じゃないと卑屈になり
虚無的な考え方に陥りやすい性格である。